先月末久しぶりにカメラを持って
散歩に出かけた。
家を出るときには
風が少し有ったもののそれほど寒くはなく
、三脚を担いでいると汗ばむほどの陽気。
狙いは、土筆を写しかったのだが、
生憎と土筆がなかったと言うより
探しきれなかったのかも知れない。
まず目に付いたのが、小さくて白い沢山の花、雪柳である。
この花は春先の風に揺られて目立つ、春を思わせる花の一つと思う。
足元を見ると、イヌノフグリが小さな青い花をつけている。
1cm位の小さい花である。
緑の雑草の中に青い花が点在していて、意外と目立っていた。
この面白い名前なので由来を調べると、
イヌノフグリとは果実の形状が
雄犬の陰嚢に似ていることから付けられた名前だそうで、
花はピンクで大きさは3~5mm程度と有る。
実を見た事がないので何とも言いがたいが、
花の名前の付け方は意外と単純なんだなと思う。
「ピンク? これは青、違う」、で、撮影した花は「?」と探してみた。
イヌノフグリの説明の中にオオイヌノフグリが有りそれを調べると、
早春にコバルトブルーの花をつけるとあり、
説明写真と私の撮影した物と一致した
、「果実はそれほど似ていないそうで、
イヌノフグリに似た大型の植物の意である」と結んでいた。
そして、地面をキョロキョロしながらしばらく歩くと、
すこし先に黄色い花、タンポポだ。
三脚を開いてセットするも、
高すぎて思う様なアングルにならないのでカメラを三脚から外し直接地面に、
モニターを見ながら構図を決めながら
このタンポポは「日本、西洋、どっちかな?」と思いながらシャッターを切る。
以前、歩こう会の仲間から見分け方を教えて頂いたが、
どっちがどっちか忘れてしまっている。
このタンポポは、花の下の「額?」が
反り返っており付近のタンポポを調べたが全て反り返っている。
別の場所を探してみると、
小さい花のタンポポが、葉の形状も、背丈も違う(こちらが背丈は大きいが、花は小さい)、
棲み分けているのか付近には先ほどの大振りのタンポポは見当たらない。
帰宅して、調べると額では無く、「外総苞片」(と言うらしい)がめくれているか、
いないかという事だ。
このタンポポも、前述のオオイヌフグリも外来種、帰化植物として定着している様です。
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