最近紙の地図に替わって、ネット上の地図が
多くなって来ている様で、
スマホ片手に目的地探しが主流となっている。
そんな昨今だが、
私が、そのネット上の地図に登場した話。
正確に云うと、地図では無く
「ストリートビュー」の映像である。
少し旧聞では有るが、
2年程前に恒例の涸沢カールに、紅葉と山小屋ライフを
楽しむための4泊5日の登山をした。
初日と最終日を上高地の山小屋に泊まり、
2・3日は涸沢カールの涸沢ヒュッテに泊まった。
大変な混み用で、
1枚の布団に3人と云われたが、
結果、我々の部屋だけ2人でラッキーだった。
あくる日に、カール内の散策に出掛け、
途中の「見晴岩」で休憩中に、
何やら異様に大きな黒っぽい「球」を担いでの登っている人がいる、
「ん?」と思い凝視していると、
「グーグルマットです」と云いながら通過していかれた。
「グーグルマット・?」という事は‥‥、
私が涸沢の紅葉を楽しんでいる姿が
映像として、半永久に残ると云うことなんだと思い、
何か複雑な思いだった。
Googleから転載 |
帰阪して1年が経過して、
探したが横尾までしかUPされていなかった。
2年経過した先日、思い出して検索してみた。
奥穂高岳まで、UPされていたので、
辿っていくと「居たっ…」。
と云うより「見つけたぁ~~!!・・・・・・」と思った。
勿論、顔の部分は処理されている。
遭遇した場所が特定出来ていたから見つけられたのだろうが・・・。
その瞬間に、全行程の思い出が
頭の中で蘇ってきた。
あくる日に、横尾まで下りてくると、
そのカメラも休憩していた事も・・・。
そして、直ぐに同行の仲間へその旨を
メールで報告。
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