動物園での撮影は、
何度か経験しているが写しにくい
場所に入る。
まず、檻がある。ガラスがある。
人が多すぎる。
それに加えて、動かない、動き過ぎる、
表情が乏しい。
したがってこれと決めた動物の前で、
じっと待つ、これがまたたいへん。
なぜかといえば、
三脚が他の見学者(特に子供)の
邪魔にならない場所 + 絵になる場所に陣取る必要がある。
昨年、写真仲間と神戸の王子動物園に撮影しに行った。
フラミンゴ、パンダと数回シャッターを切り、
コアラの獣舎前まで来て中を覗くと誰もいない。
邪魔されずに三脚を出せる。
しかし動かない、眠っているのか顔を前足の間にうずめている、
時折顔と耳が動く、おきている様だ。
とりあえずシャッターを切るが絵にならない。
隣の部屋を見ると、飼育員がラッパ状のものをコアラの鼻先に、
食事中、これだと絵になる。
撮影しながら見ていると、食事中なのにコアラの口が動いていない、
「いやいや」もしている。
しかも時折白い煙状のものが出ている。
何か変。
足元を見ると、「ただいま治療中」の立て札。
≪薬を混ぜた気体をコアラに吸わせて治療しています≫ と書いてあった。
それで、口が動いていない事、白い煙の事も理解できたが、
何で鼻先に気体で治療になるのか判らない。
調べると、金沢動物園のコメントが見付かった、それに拠ると。
【コアラは鼻の中に真菌が増殖しやすいようで、
現在金沢動物園のコアラでも治療を必要とする個体がいます。
治療は注射を打ったりするような治療ではありません。
薬を混ぜた液体を気化させ、コアラに吸わせることで治療しています。】
とあった。 「ふ~ん、鼻の中の菌か」また勉強した。
昨日は、散歩中に雨に成り濡れながら帰宅したが、今日は大丈夫だろう。
今からウォーキングに出かけよう・・・今日の目標は20000歩膝の確認。