6月の終わりの午後、携帯に着信の文字・・・不在着信・・・先輩からだった。
以前はメールでの連絡だったのが、
目を患ってからは電話連絡が多くなっている。
しかし目の方も少しよくなって来ているようで、歩こう会の参加も有り、
メールも時々確認されておられるようだ。
そんな先輩からの電話、何事かと思い掛け直して見ると、用件は二つあった。
その一つは、7月の歩こう会のコースの確認と不参加の連絡である。
7月のコースは、
茨木市の武士自然歩道と東海道自然歩道を歩き高槻市の摂津峡に、
というコース。
数年前に「東海自然歩道を歩く」という企画で一度歩いたコースである事の確認。
ご本人は、はっきりとは云われなかったが・・・・。
「一度歩いたコース」といった意味合いで
不参加の旨を当コースのリーダーに伝えてほしいとの依頼であった。
最近、よく庭先に来る鳥の名前を教えてほしいとの事だった。
物語風に書けば・・・・。
最近先輩の家(庭)に見かけない来訪者が
頻繁に有り、ご夫婦共にお名前を存じ上げない・・・。
頻繁に有り、ご夫婦共にお名前を存じ上げない・・・。
どんな名前か調べる資料が無い。
その来訪者の姿は、雀より小さく尻尾が長く、
おなかの辺りに白いものがある・・・。
おなかの辺りに白いものがある・・・。
よく動くので写真に撮ろうとカメラ用意するといなくなるので撮れない。
それで私に名前を教えてほしいと・・・・。
雀より小さく、茶色で、尻尾が長く、おなかに白いものがある・・・・といえば。
「ミソサザイ」しか思い浮かばなかった。
以前勤めていた海岸部地にある工場内で、
梅雨明け頃に見かけた事があるので・・・
梅雨明け頃に見かけた事があるので・・・
特に可笑しいとは考えなかった。
それで、【ミソサザイ】ではと思いその旨をお教えした。
この情報を、先輩情報として数人の方のメールで流すと、
電話だけで野鳥を特定できるとは【すごい】と賛辞を頂いた。
しかし、この話はここで終わりでは無かったのです。
7月の10日過ぎにまた先輩から電話あり、先日の礼と新たな依頼・・・・。
またまた新たな訪問客が二種類、図鑑を手配しそれと見比べても、
よく判らないとの事で・・・。
背中が「グレーの鳥」と「白と黒のぶちの鳥」・・・・。
これは直ぐにわかった。
「ハクセキレイ」と「セグロセキレイ」である事は直ぐに判ったのである。
厄介なのは、セグロセキレイとハクセキレイの♂の区別が難しい。
背中がグレー・・・・ハクセキレイの♀
背中だけが
白と黒のぶち・・・・セグロセキレイ?
【ぶち】になっているのが頭と背中も、なのか、
背中だけなのかで種類が違うが・・・。
グレーと一緒ならハクセキレイだと思うし《つがい》
ではなかろうかと推測します。
花もそうなのだが、図鑑と実物とは「似て非なるところがある」
したがって図鑑と完全に一致する事は、あまり無い様に思う。
先のミソサザイともども間違っていない事を願うが、・・・・・もし・・・・なら先輩ごめんなさい。