地下鉄を降りて、JRの駅に向かって地下道を
歩いていたら、地上から音楽が聞こえてきた。
路上に出ると、二組の若者がいた。
一組は、ギターの伴奏で・・・もう一組は待っていた。 交互に歌っているようだった。
内容はまったく何の歌なのかまったく判らなかったが、
こんな風にして声が掛かるのを待っているのかも・・・。
彼らの前に立っていた。
しかも無言、彼らはまだ歌っている。
何事かな、見ていると待機組が片付け始めた。
警察官はまだ無言で立っている。
ライブ組も歌を止めて、片付け始めたが、警察官はまだ無言。
・・・警察官と私のやりとりは・・・
何故、前にじっと立っているの?・・・彼らのライブを止めさせる為・・・
なんで?・・・・通行人からの苦情が数件あった。
やはり苦情があるんだ・・・・今日はこれで3回目の注意です
路上ライブは何故悪いの・・・・通行人から金銭を貰っている。
愉しんで聞いている人もいるのに・・・・
であれば、その人達でどこかの会場を借りてそこで聞けばよい・・・
ふ~ん(変な理屈)・・・あのAKBもそうしてあそこまでになった・・・?そうなの?
片付け終わった若者が、警察官に挨拶をした・・・・
するとこの警察官は、お疲れ、気を付けてな・・・と返した。
このやりとりに、同じ年代の警察官の思いやりと本音を見た。
なんだかほっとした気分で電車に乗った。
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