魚釣りでのこの言葉が使われる様になって随分年月が経っているようだが、
釣をやらない私は意味が判らなかった、釣った物は食べるものだと理解していたから。
つまり、食する為の釣からスポーツとしての釣に変化して来ている。
ブルーギル等を輸入して河川や池に
放流してそれを楽しんでいる。
何時もの散歩の川にも釣り人がいる、
先日ちょうど釣り上げたときに通りかかり
写させてもらったのが、この鯉と鯰である。
ゆれている所がある。
あの絶滅したと思われていた「クニマス」
が見付かった西湖の漁業組合と船宿。
正確に云うとキャッチ&リリースではなく、
外来種(ブルーギル?)の放流を
止めるか否かで話し合いが持たれているが
まだ結論には至っていないらしい。
以前仕事で行った、茨城の中川で鯉目当ての釣り人の話ではここの「鯉」は
「1日1㌢」だという、10日通って10㌢の鯉が釣れれば御の字だそうだ。
この言葉が言われる以前の話で、こんなのんびりした釣を楽しむ人が減ったのか、
あるいは世の中全体がそうなのか、性急に結果を求め過ぎているようだ。
しかし釣り人だけではないがマナーの悪さには閉口する、先日もこの散歩道で
放置された釣り糸で転びそうになった、糸が絡み辛そうに泳いでいる鴨を見かけたこともある。
スポーツならルールを身につけほしいものである。