2014年9月25日木曜日

開け方が判らない



我が家に、小さな賽銭箱が有る。
と云っても神社仏閣の物では無い。
そうです貯金箱、しかしこの貯金箱の開け方が?・・・。
20年近く前の事、
刑務所の細工展を覗いたときに購入したものである。
購入した時に開け方を教えて頂き面白く

遊んでいたのだがそのまま本箱の隅に…。


昨年に小銭入れを紛失し、日々の小銭を入れていた。
先日、他の探し物の最中にその小銭入れが出てきた。
3000円ほど入っていた。
賽銭箱の小銭を少しずつ使っていこうと思い、
開けようとしたが開かない、と云うより開け方を忘れてしまっていた。
「まっいいや」そのうちに思い出すだろう・・・。
思い出すまで「がんばらずに頑張ろう」

2014年9月15日月曜日

「がんばらず」に「がんばろう」


「頑張らず  に  頑張ろう」
私はこの言葉が好きだ。
高校生の頃、部活で「がんばれ」「がんばれ」
と応援したし、またされた。
当たり前の応援だと思っていた。
しかし、あるテレビ放送を見てから考えが変わった。

もう随分前の事、内容は覚えていないが難病(だったと思う)
の小学生の女の子と家族の事が放映されていた。
手術の前の日に母親が女の子に
「あした、頑張ろうな」とすると女の子は
「もういやや、こんなに頑張ってるのに、
ママはまだ頑張れという、
もうこれ以上頑張られへん、もういやや」
と泣き伏した。
この時の母親の表情は記憶にない、(あるいは写っていなかったかも)
私自身この返答にショックだったから。
「・・・今まで頑張ってきたのにまだがんばらなあかんの?・・・」
我慢の限界だったのだろう。
頑張っている人に、頑張れという事は、
それ以上に頑張れという事だと初めて気が付いた。
白衣を見ただけで泣いていた、
幼い頃の長男の入院手術を思い出した。
親も辛いだろうが、それ以上に本人がもっと辛い。
それ以来私は、人から頑張ってくださいと掛けられると
「はい、がんばらずにがんばります」と返答している。
文章にもよく使う。
「これからも、がんばらずに、がんばります」



2014年9月10日水曜日

スーパームーン




中秋の満月だと他人のブログを読んでいて、知った
満月だけでなく、中秋でしかもスーパームーンだと云う。
今夜では無く、昨夜の話である。
読みながら窓に目向けると、ちょうどマンションの屋上から・・・。


ウィキペディアによると、
「月が最も地球に近づいた時に、満月もしくは
新月の形になった月の姿、またはその現象」  
と出ている。

ならば写真をとカメラをセット。


大きさは兎も角、明るさは明るい様に感じた。






偶然だが、昨日の昼間のそれを撮った中に

太陽が映っていた。

同じ日の太陽と月。

2014年9月5日金曜日

山の事故/小屋番の本音


今年の山小屋の悩みは、
一年で最も登山客の多いシーズンに天候不順の為
キャンセルが多いことのようだ。
私の心配は、そんな夏場の日照時間の短さで秋の紅葉の色である。
それは兎も角、
今年夏山での事故が何故か多い様に感じている。
夏なのに、青空が少なく雨が多く気温が低く
低体温で行動困難が要因らしい。
また、豪雨で沢の水量が増え
天気の良い日であれば渡渉可能な所でも渡れない。
そんな、先月14日のある山小屋のブログに

小屋周辺での遭難事故状況が出ていた。



表面の原因は違っていても、小屋番は
無知と技量不足が大半と嘆いている。
勿論そんな人ばかりでは無く、世界的な有名で
その年に最も優れた登攀した人に贈られる
ゴールデンピッケル賞に輝いた登山家も・・・。
これは夏山で無く、酷寒の3月。
そして19日にはこんな嘆きの独り言・・・では無く、
本音だろうと思う。

(前略)ここで登山者の様子を観察していると、
どう考えても登山を始めたばかりの初心者、
小屋周辺の階段ですら足元がおぼつかない高齢者、
日頃のトレーニングもせずに穂高に挑みボロボロに疲れ切った人、
そんな登山者がわんさか訪れる毎日。
正直、そうした登山者を見てれば遭難者と紙一重、
ここで事故が多発するのも当然と思わざるを得ません。

あ~、しんど
こんなに辛い道とは思わなかった
人生で一番疲れた
もう上高地まで歩けない

そりゃ、あんたたちの経験不足、実力不足だよ。
山はあんたたちに合わせてはくれないさ、
自分で自分の技量に合った山を選ばないから辛いんだよ。
自分のレベルを上げて穂高に挑めば、そりゃメチャクチャ楽しいんだからさ。
 な~んてことを営業者として、決して口にはしていませんけどね。
静かに心の中で感じているだけです(笑)

小屋番は遭難の報が入れば、仕事中でも、夜中でも
捜索に出なければならない。
そして助けたい、その命を救いたい。
小屋番のブログを読んでいるとそんな気持ちが
ひしひしと・・・・。

数年前、槍ヶ岳で若者との会話
「初めての登山で中房からここまで登ってきましたが、
穂高まで行けますかね?」
「初めての登山でここまで!!・・・立派しかし無謀。
貴方の技量が判らないから・・・。」
「この先大キレットが有る、ここまで引き返す勇気が
有るなら行っても良いが、でなければここから下山したほうがよい。」
「・・・・・・・・」
あくる日下山道でこの若者と遭う。
こんな登山者ならまだ遭難も少ないのに・・・
しかし初登山で、表銀座縦走・・・?いやはや・・・???

交通事情

交通事情 先日所用で市内路線バスを利用した。 すこし早めにバス停まで行き時刻を確認してベンチに座った。 ガラ携を操作しながら、○○番の乗り場は? と高齢の男性に尋ねられた。 教えた方向に男性が歩いて行ったが、 間違っていることに気...