数年前から、膝を悪くして歩くのに苦労していた。
「膝の痛みは歩いて治せ」とせっせと歩いていた。
その結果、薄紙をはがす様にゆっくりと痛みは和らいで来ていたので
山のリタイヤは先延ばしに出来ると考えていたが、
日替わりで痛い所が変わる。
昨年の10月頃から歩くのをセーブしてもいっこうに
良くなって行かなかった。
歩く仲間からは、「医者に行け」と進められてはいたが、
整形外科に行っても、電気治療位しか云わないだろうと思い行かなかった。
しかし、これ以上素人治療ではと思っていた所
家人からも強く診療を進められ、整骨院と整形外科と迷ったが
とりあえず、レントゲン設備の有る整形外科に行った。
自分の思っていたよりもっと悪かった、
「手術以外治す手段は無い」との診断、その手術とは「人工関節」という。
膝は、しばらく様子を見るが股関節の方が「ひどい」と云われた。
「やはり」と云うか、電気治療より悪かった。
なるほど膝の方の痛みは無くなって来ているが、股関節の痛みが出てきていた。
しかし、人工関節と聞いて愕然としている状態での医者の言葉に怒りを覚えた。
手術ありきで曰く「5000歩以上歩くな」「体重を落とせ」と、
こんな診断は素人でも診断がつく、
1回2万歩ほどのウォーキングでしている私には
「手術しますか?・・人間辞めますか?・・」
の二者択一を迫られたのと同じである。
「手術は最後の手段、それを少しでも延すにはどんな方法が?」
と問うと「私はその方法を知りません」と答えた。
やはり手術有りきだ。
医者の進める、痛み止めの薬を断り診察室を後にした。
しかし、自分の状態が判っただけでも「よし」とするしかない。
あくる日に、近所の整骨院に行き、状態を話し
リハビリと云うかストレッチを始めた。
20日に5回目の治療に行く予定だ。
まだ痛みも違和感がかなり残っているが、以前より少しスムースに歩けている。
「もう一度、山に行けるようになります」 「それも、夏までに」
と云って頂いているので、気長に続ける以外は無いのだろう。
「頑張らずに頑張ろう!!」
でも「整形外科」と「整骨院」この違いは、何なんだろう?
「患者」(医者主体?)と「客」(患者主体?)との違いなのだろうか?
「治療」と「施術」の違いなんだろうな~。
その人にもよるのだろうが・・・良く分らん。
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