晩秋の上高地へ行った話を先般した。
黄葉は、カラマツだけだった、と云うより辛うじて
カラマツの黄葉に間に合ったと云う事。
この時期の来訪は初めてで、紅葉がだめなら
初冬の上高地を写そうと思っていた。
穂高の稜線には殆んど雪が無い、何度か降ったのだろうが
冠雪までにはなっていないようだ。
カラマツの漢字は、
通常「唐松」と書くが、「落葉松」とも書くようだ。
唐松/この漢字から私は中国原産と思っていたが、
日本固有種らしく、短枝上の葉が「唐松風の絵」を彷彿される
事から、その名が付いたとある。
落葉松/日本の針葉樹は常緑で落葉はしない、
由一落葉松だけが落葉する松である事から
この漢字が使われているようだ。
能書き費そこまでで、
今まで通った20年間、ずっと見続けてきた木が、
「落葉松だ」と位しか思っていなかったが、
今回こんなに見事だったと再認識した2本の落葉松を紹介しよう。
その一本は、河童橋の袂
の五千尺ロッジの横、
梓川と穂高の眺めの良い所
なので、あまり気に留めない。
しかしこの時期輝いて見えた。
もう一本は、この落葉松ら
2時間以上も奥の新村橋の袂
に在る「落葉松」だ。
この木も橋に目が行き「ああ木が有るな」
位しか頭になかったが、
青空に映えていた。
どちらも日当たりが良く、大木だ。
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