といっても、
通常の生活に支障をきたすほどでもないが、
しかし正座がまだ出来ない。
これでもかなり回復した方で、
一時は一時間ほどのウォーキングでも最後は足を引き摺るようにしていた。
今は三時間ほど歩いても痛みは殆ど感じないが、手入れは怠り無くしている。
事の起こりは、7年前の登山にある。
憧れの槍ヶ岳の頂上にアタック寸前に右膝に激痛、頭の中が真っ白になり、
同時に明日の下山の事が・・・。しかし痛みも治まり槍ヶ岳の頂上に・・・。
それ以来の長い付き合いと戦いが始まった。
膝の痛いのは歩いて治せと先輩から教わり、
サポーターのお世話になりながらせっせと歩き、
風呂では膝を揉み、靴のインナーに工夫をしての歩きで痛みが和らぎ、
ほっとしていたが一昨年の秋涸沢からの帰りの下りで膝の裏側が痛くなり、
のかばい足で反対の左足に豆が出来散々の態で帰阪した。
その後階段歩き等で鍛え、
少しよくなったものの月一回の歩こう会も4ヶ月も休まなければならず、
テレビで覚えた爪先立ち、膝上げ、スクワットをして何とか歩こう会に復帰したが、
やはり下りの歩きは不安がいっぱい。
昨年登山靴を新調した折にその事を店員に話しすると、
スクワットが有効ですよといわれた。
今までのやり方に間違いないとの確信を持ったが、
しかしこれ以上の回数を増やしても思いながら続けていた。
あるとき、テレビの健康番組でのスクワットのやりかたの説明で
曲げた膝が足のつま先より前に出ると効果が薄いといっている。
私も膝が出ている。回数より質の問題だった様だ。
それ以来膝の位置に気をつけながらのスクワットを続ける事1週間。
二時間の歩行でも見事に痛み激減した、
今では三時間でも痛みは無い、しかし右と左では疲れが違う。
「バンザ~イ」である。
しかし完治はしないだろうから、永く、上手く付き合っていくしかないと思う。
歩き終わってからの手入れは欠かせないだろう。
正座が出来るまで、「上手になが~く」を身上に「頑張らずに頑張り」ます。
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