三角点を知っておられるでしょうか、
私は言葉だけは知っていたが、
どんな物で何処がどんな目的で何所に在るのか
全く知らなかった、一等二等と等級まで付いている。
現物を始めて目にしたのは歩こう会、
先輩からこれが三角点と教えられたのは山の上。
その後
近隣の男山(京都府八幡市の標高最高地点 鳩ヶ峰142.5m)
の頂上で見かけて三角点は
山の上にあるものだと思っていた。
それで調べると、
三角点とは地図の作成に欠かせないもので、
国土地理院が設置しているのだそうだ。
いわゆる三角法での測量時に基準となる物で、
一等から四等までに分類され
四等だけは記録の義務が無く
その他は標高等の記録が義務付けられている様である。
設置の石(標石と云う、写真参照)の
三角点と書いてある面(正面)を
概ね南に設置するようである、
この概ねとはなぜか不明であるが
設置場所で方位を見ると南でない所もあるが殆どが南を向いていた。
映画「剣岳 点の記」を観てから三角点を再認識した、
もちろん時代に差は有るものの
大変な苦労をしながらの設置測量の映像に魅せられたので有る。
このようにして設置されている場所は全て山の中と思っていたが、
当所に越してきて1年
、散歩中に三角点と記している杭を見掛け足が止まった。
まさかと思いながら見ると四等三角点と記してあり、
その横に御影石の標石が保護石に守られながら設置されていた、
山中に有るものと同じもの、こんな町の中にもあるとは知らなかった。
調べてみると市内に25ヶ所もある。
二等が1ヶ所、三等が3ヶ所、後の21ヶ所は四等、
私が発見した三角点は(写真)
点名:庄下川、標石番号:第056012号、
2001年9月12日新設四等三角点、標高:1.91mと有る・・・
(関西在住の三角点探訪者調 国土地理院から公開されているようです)
標石の正面には「〇等三角点」、
裏には標石の標識番号「第・・・・・・号」
が左右にはそれぞれ「国地院」、「基本」、
上部には「+」が刻まれているが
点名が刻まれていないのは不思議な気がする。
今は、
衛星で測定している様で三角点の上部の樹木を測定時に伐採するらしい、
この庄下川の点が新設と云うことは
衛星測定で容易に成った為により細分化し正確な地図作りの一環かも。
三角点の地図記号は
「△」の中に「・」の点が有り横に標高数字が書いてある。
まさに「サンカクテン」 洒落か!!。
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