「山笑う」の季節になるからだ。
ここ数年新緑と高山植物の撮影に上高地に友人と出かけている、今年は避暑を兼ねて夏に予定をしている。
出掛けられる有難さに感謝している。
上高地の春といえば、新緑の緑と残雪の白が梓川の流れに映えて美しい、
特に化粧柳の新緑が何とも言えない景観を醸し出している。
化粧柳と聞き女性のお化粧と何か関係があるのかと思っていたが
説明によると、
・・・・・「若木の木肌は白樺のように白く、小枝は晩秋から
春にかけて紅くお化粧をしたように見える」・・・・・
とある、直接関係はなかった。
この化粧柳の自生分布は、日本では北海道日高とこの
上高地梓川だけの貴重なものらしい。
春先には柳の絮(わた)と書き柳絮(りゅうじょ)と呼ばれる
綿毛が飛び交い春の風物詩となっているという。・・・テレビでの知識・・・
この現象を上高地では経験していないが、春先の淀川で見かけた事がある、
初めて目にした時は犬の毛繕い(飼い主の)だと思った。
河川敷の柳の木付近からで、その付近には犬はいなかったので、柳の綿毛だと気付いた。
勿論化粧柳ではない、枝垂れでもない、木肌から柳と解ったが名前はわからない。
この化粧柳は枝垂れではないのを不思議に思っていた。
以前上高地で中学生の一団に引率の先生が説明していたのを
聞いていると、正式には「裏白化粧柳」と云うらしい。
また、柳には数種類があり全てが枝垂れではないという。
一団が去ってから、確かめると葉の裏は白かった。
勉強しました・・・ありがとうございました・・・
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