先月縄文杉に遭う為に屋久島を訪れた。
当初飛行機での移動を考えていたが費用が・・・時間を提供することで解決した。
大阪南港から、フェリー、サンフラワー号で
志布志へ⇒バスで鹿児島⇒高速艇で屋久島宮之浦約24時間かけての移動。
大変だがそれなりの楽しさがある、船旅は初めての経験
明朝5時に予約のタクシーで登山口まで、往復10時間の行程に備えて、
ザックの中には朝食の残りと昼食の弁当の1.5食。
6時頃から歩き出した、始めはこんなトロッコ道、枕木を踏みながらの歩行歩幅があわない。
でも、なぜ枕木?・・・よく見るとレールに車輪の跡、枕木には機械油の跡もある。
納得、しかし同じ現役の軌道なのに、小杉谷から以降は歩きやすい様に道板が有りました。
道板が有れば帰りに転ばずに済んだのに、残念。
大株歩道入口でトロッコ道が終わり(終点)、ここからは本格的な登山道、しかも急登。
登山口からここまで、距離約8㎞、標高差330m、3時間の行程でまずまずのスピード。
しかし足は疲れている、急登に備えてここでトイレ&給水休憩。
出発後20分で翁杉、標高差100m、距離600m、ここが一番きつかった。
段差が大きく、木道の階段というより梯子に近かった、這う様に登った。
そして最初に出合う巨木は≪翁杉≫
高さ23.7m、周囲12.6m、推定樹齢2000年、標高1000m。
そしてもっと巨大なのが翁杉から10分ほどの標高1030m所に在る≪ウィルソン株≫
周囲13.8m、推定樹齢3000年。
これが切り株・・・・・!!?と云うほど大きい。
切り株と云うイメージにはほど遠く、まるで巨大なオブジェであった。
見上げる程大きく、中は空洞になっていて畳10畳ほどの広さ、
中に入ると祠が有り、足元には清水がわいていた。
そして見上げると空洞の形がハート型に・・・。
秀吉が、京都方広寺(又は大阪城)建立のため伐らせた説あるも
いずれも戦禍で焼かれ再建されているために確証なし。
アメリカの植物学者ウィルソン博士の名をとって付けられたらしい。
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